NIKKOR 28mm 1:3.5 1864932

NIKKOR 28mm 1:3.5 1864932
D300、Ai Nikkor 28mm F3.5で撮影。 Blogに書こうと思いレンズ構成を調べ始めた。最初は、「ニッコール千夜一夜物語」を見ればあるだろうぐらいの気持ち。実際、第十二夜に構成図が載ってる1。ところがこれは1960年の初代 NIKKOR-H Auto の図で、どうやら1977年の Ai 化で光学系が変わっているらしい。

旧版 NIKKOR-H Auto 28mm F3.5 の構成図。大きな前玉2枚と、絞りの前後に小さく薄い4枚
旧版。出典:Nikon / Nikkormat Sales Manual「28mm f/3.5 Nikkor-H Auto」L-20 より引用(Pacific Rim Camera 所蔵の PDF 5ページ)

Ai 化で変わっていた

ヨッシーハイムの分解記事は「1977年にAiになって光学系が一新された」と書いてる2。Roland Vink のページも、6枚構成は似ているが新しい設計で、前玉が小さく後玉が大きくなり、周辺まで明るさがそろうようになった、としている3。6群6枚という数字は同じでも、中身は別の設計だ。

Ai 版の構成図

Ai 版の図は、Pacific Rim Camera の資料室にある Nikon Inc. の「Nikkor Lenses Sales Manual」に載っていた4。仕様欄が f/22・最短 0.3m・235g と Ai 版の値で、写真のレンズの番号 104143 も、Vink の一覧にある Ai 版の試作品と一致する5。

Ai Nikkor 28mm F3.5 の構成図。前玉が小さく、絞りの後ろの凹レンズが肉厚
Ai 版。出典:Nikon Inc.「Nikkor Lenses Sales Manual」「Nikkor 28mm f/3.5」より引用(Pacific Rim Camera 所蔵の PDF 51ページ)

並びはどちらも凸、凹、広い間隔、凸、絞り、凹、凸、凸。Ai 版は前玉が小さく、後群の径が大きくなり、4枚目の凹レンズがぐっと肉厚になってる。

  • 前玉の頂点から最終面:旧版 48.9mm、Ai 版 51.3mm
  • 最短撮影距離:旧版 0.6m、Ai 版 0.3m
  • 最小絞り:旧版 f/16、Ai 版 f/22
  • 質量:旧版 215g、Ai 版 235g

手元の 1864932

Vink のシリアル一覧では、Ai 版の最後の区間(1798827〜1955004、刻印 MIJ、マウントのネジ3本)に入る5。マウントのネジを見たら3本で、一致した。製造は1980年前後とみられる。

最後に

過去の資料はあちこちに散らばって、失われつつあるように感じる。それでも、ネットの海にはまだまだ情報が眠ってる。ただ、こういう資料は将来的にリンク切れになる危険を感じる。多分千夜一夜は大丈夫だが、販売店向けの資料のスキャンはそうはいかないだろう。なので、図は出典を明記したうえで引用させてもらった。

  1. ニコン「ニッコール千夜一夜物語 第十二夜」 https://nij.nikon.com/enjoy/life/historynikkor/0012/index.html 初代 NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5 の設計と構成図。 ↩
  2. ヨッシーハイム「『ニコン Ai Nikkor 28mm F3.5』分解・清掃・作例」2020-02-12 https://yossyheim.com/ai-nikkor-28mm-repair Ai 版の分解と清掃の手順。 ↩
  3. Roland Vink「Nikon Nikkor Ai 28mm f3.5」 http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/ai2835.html Ai 版の変更点と版の違い。 ↩
  4. Nikon Inc.「Nikkor Lenses Sales Manual」 https://www.pacificrimcamera.com/rl/00594/00594.pdf PDF の51ページ。1978年末から1979年頃の版とみられる。 ↩
  5. Roland Vink「Nikon Lens Versions and Serial Nos」 http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/serialno.html 版ごとのシリアル番号の範囲と時期。 ↩

Kodak Chamera

Kodak Charmera
子供に、Kodak Chamera を借りたが、雨で外に出なかったので取り合えず物撮りの対象にした。
エモい写真が撮れるらしい、期待してる。 撮影は、Canon R8に、Canon New マクロFD50mm F3.5 の組み合わせ。

Canon New マクロFD50mm F3.5

古書店で買ったキヤノン販売の『ザ・レンズワーク改訂版』(1983年)の117ページに、このレンズの構成図と仕様表が載っていた。

構成は4群6枚。被写体側から、凸メニスカス、凸と凹のメニスカスの貼り合わせ、絞り、凹レンズ、凹メニスカスと両凸の貼り合わせ、と並ぶ。前半はダブルガウス型と同じ並びで、後半はダブルガウス型の「接合レンズ+凸レンズ」に代えて「凹レンズ+接合レンズ」になっている。同じページの解説には「繰り出しによる収差変動の少ないバランスのとれた型式として、4群6枚の特殊なレンズ構成を採用」とある
  • 焦点距離・口径比:50mm、1:3.5
  • レンズ構成:4群6枚
  • コーティング:多層
  • 画角:対角46°、垂直27°、水平40°
  • 最短撮影距離:0.232m(0.5倍)
  • FD25-U 併用:0.5〜1倍(0.205m)
  • 焦点調節:直進ヘリコイド
  • 絞り:最小32、完全自動絞り、羽根6枚
  • フィルター径・フード:52mm、BW-52A
  • 長さ×最大径:57×63mm
  • 重さ:235g
  • 発売:1979年6月
  • 発売時価格:44,500円(FD25-U 付き)
  1. キヤノン販売『ザ・レンズワーク改訂版』(ザ・レンズワーク : キャノンNewFDレンズ100%活用ガイダンス)1983年6月第3版、117ページ「キヤノンのマクロ50mmここがポイント」。国立国会図書館サーチの書誌 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I47111100969253 ↩
  2. MIR「Canon FD 50mm Macro Lens」 https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/canon/fdresources/fdlenses/fdmacro/50macro.htm ↩
  3. キヤノンカメラミュージアム「New マクロFD50mm F3.5」 https://global.canon/ja/c-museum/product/nfd212.html ↩

AI AF Nikkor 50mm f/1.8D

Fujiya Camera
新品で、AI AF Nikkor 50mm f/1.8D を購入した。AI Nikkor 50mm F1.8S のAFバージョンらしい。2002/07 発売、24年前のレンズが新品で買えて、なんと1年のメーカー保証付き。どういうことなのかわからないが、Nikon 凄い、とだけは言える。
どうやら、修理の受付もしてるらしい(店の人曰く)
半日使ってみた感じだと、AFが迷う時がある、AF時にピントリングで強制補正することができない(ボディでの切替が必要)などあるが、Canon EF 50mm F1.8 II の競合と考えると、満足できる出来である。

紫式部

Chinese Beautyberry
やっぱり縦が多い。D300は、14bit RAWにすると、2.5/秒しかとれず。ABEで3露出に振ると、連続シャッターが切れないようだ。さすがに、「これでフラグシップを名乗るのは厳しいのでは?」と思ったが、14bit RAW設定はついてはいるが、あまり意味がないらしい。なかなか微妙だ。

Behind the Noren

Already Seated
EXIFによると、Image Number - 52852、Serial Number - 2019733。
初年度の機体で、それなりに使われているってことらしい。

水滴

Before the Drop
少々重いけど、使い勝手は良い。ピントも割とわかる。とはいえ、AF前提のファインダーで、ほぼ素通しなので厳しい。

エビフライ

Ebi Fry Set
色合い違う、LightRoom の現像でも違いが出るものなのか。

Nikon D300

CLOSED
2026/9/12 購入

2007年の発売。EOS 10D 2003年、Nikon D300 2007年、EOS 5D2 2008年、EOS 7D 2009年。このころかなり激しく動いて、概ねDSLRが完成した時期でもある。
D300の操作感は素晴らしい、が重い。52,327 ショットだった。カタログスペックだと、後10万は行ける。

2224610

Forest Rest
メモ、FM 2224610は露出計が動いているが、2242562はアンダーになる

Summar F=5cm 1:2

dipper
Leitz Summar F=5cm 1:2 No 420938
1938年ぐらいのレンズらしい、LEICA Lens Serial Numbers & Dates 1931-2012
88年前の代物、入手時から曇り玉で、バルナックライカを買った時に、レンズキャップの代わりどうぞと言われオマケでもらった代物。写真は、2011/1/2 撮影で、昔取ったものを見ていたら出てきたやつ。

探してまた使ってみよう。 Blogの中を整理して、全体的に写真を大きする作業を終わらせた。claude code 便利。