2011/02/02

LUMIX DMC-GF1 雑感

Black-headed Gull - winter plumage
LUMIX DMC-GF1 購入から1ヶ月ほど、最近EOS 10Dは出番が無いほどよく使っている。

  1. ホワイトバランスは、EOSに負ける。
  2. 軽くて、小さい。毎日もって歩ける。
  3. キットレンズの20mm F1.7の出来が良い。
  4. FD、Lが着くのは凄い。まだ使ったことが無い手持ちレンズがある。
  5. シャッター音が結構大きい
  6. RAWで連射すると直ぐバッファーがいっぱいになる。書き込みが遅い(SDが遅いから?)
  7. ダイヤルがもう一つ欲しい。ダイヤル1つは操作的に無理がある気がする。
  8. ピント位置の変更が面倒。操作が多い。
  9. AFは20mmでも結構早いが、子どもが動くと厳しい。
  10. アクセサリーが高い、CPL、レリーズ、バッテリーなど
  11. Canon から、Panasonic にかわったら、撮影後のワークフローが乱れた。現在、Aperture3 を試用中

手軽に使えて写りも良くレンズでも遊べる、非常に良いカメラだ。

フォーザーズにコントラストAFのためにマイクロフォーサーズに追加された2ピンの内容を調べていたら。
「ボディが欲しいときにレンズにいつでも頂戴!と言えるように1ピンを追加したんです」
「今後の拡張のために 1ピン置いてあるんです」という風に書いてある記事があった。
http://www.digi-came.com/jp/modules/interview5/index.php?id=26

ボディから、レンズへ割り込みを掛けるための信号ピンということだろうか。

2011/02/01

クラウド前

Brush Dynamo

国立科学博物館にあった、東京電灯のブラッシュ交流発電機です。解説には、「東京電燈株式会社で明治20年代(1888-1898)に使用され」とありました。アーク灯用の発電機として使われたものです。

エジソン電灯会社の設立が1878年、ブラッシュ電気会社設立が1880年、東京電灯会社が事業を始めたのが1889年、ブラッシュ電気会社がエジソン電灯会社が合併してゼネラル・エレクトリック(GE)社となったのが、1892年。

ちょうど、この発電機が使われた頃の時代がアーク灯から電球に切り替わり町に灯りが点った時代だったようです。

ニコラス・カー氏の言うところのクラウド前の状況で使われた発電機ですね。

参考:電気の歴史年表

2011/01/30

動物園

Black-crowned Night Heron
personal grooming

LUMUX DMC-GF1 と Canon New FD 300mm F4(1979年発売)を持って上野動物園に行ってきた。これぐらいの望遠になるとなかなか出番がない、子供の運動会、動物園、飛行場、鳥ぐらいしか撮るものがないのではないか。
とりあえず、何時でも撮れる手軽な定番の動物園に行ってみた。
先日の植物園と同じで色収差が目立つ。
等倍にしないと気にならないのかもしれないが残念な結果だ。今回、軸上色収差のことをすっかり忘れて、前回と同じで開放で撮ってしまった。次回は、もう少し絞り込んだら軸上色収差がなくなるのかどうかというあたりを試してみよう。
前に、AI NIKKOR 300mm F4.5 を EOS 10Dに付けて撮った時も、色収差は凄いしピントは合わせづらいしで厳しかったので、このころの300mm F4 で廉価版クラスのレンズとしてはこの程度が普通のレベルだったのかもしれない。

2011/01/22

収差フィルター

Zero
Canon 50mm F1.4 S-Mount

ladle
Canon FL 55mm F1.2

ここのところ古いレンズをGF1に付けていている。レンズは「硝材、コーティング」の2つによって大きく進歩したようだ。

光学性能の面から言うとレンズの進歩=収差の削減だと考えられる。そう考えると硝材の進歩で色収差がコーティングの向上し単色収差(サイデルの5収差)が解決できるようになった結果レンズは大きく進歩したと言えるだろう。
技術の大きな進歩はいくつかのブレイクスルーと複合的な要因が合わさって起きる、コンピューター、非球面、鏡筒制作などの複数の要因もあるので、ちょっと単純化しすぎかもしれないという気もするが、「硝材、コーティング」が最も重要な進歩要因だったのではないだろうか。

さらに、非球面レンズによって少ないレンズ構成で収差を無くすことができるようになっているので、ますますレンズが良くなっていく。これにデジタル補正を入れると、さらに飛躍的に進歩することは間違いない。

おそらく、今後は収差の無いレンズが優秀というより、デジタル的に処理しやすい収差があるレンズが優秀という定義になっていくのだろう。今のところデジタル補正の問題は、データを補完して生成しており、結果不自然になるのではないかということだが、これも十分にデータ量が多ければ解決されていくだろう。

写真は趣味的な側面も多いと思うのでサードパーティ製のレンズについてもデジタル補正が使える用にするとか。「デジタル補正=収差を取る」と考えるだけではなく「ベス単フード外し風の収差フィルター」をデジタル補正で実現するなど、利用者によって遊べるところを増やすといいだろう。

2011/01/20

携帯、コンデジ? L-03C

a shoe with a hole

今度Docomoから出る LGの携帯 L-03C は、ほとんどコンデジと区別がつかない。
1/2.3型CCD で、F3.1始まりの3倍ズーム、しっかりとしたシャッターボタン、Optio RS1000 と似たようなスペックだが、グリップや、シャッター周りなどは L-03Cの方がよりカメラらしいほどだ。

ハードウェア的には、普及型のコンデジと同等と言っても良いだろう。iPhone のカメラでもコンデジの地位を脅かすと思っていたが、L-03C のスペックだとコンデジに携帯機能を内蔵した言っても何ら問題が無い。

この様子だと携帯によって腕時計をもつ人が減ったように、コンデジも駆逐されるのかもしれない。そのときは、趣味性が高いものだけが生き残ることになるだろう。

2011/01/18

本当の画

marking

最近のデジカメが実によく映る。原理からいうとRGBの格子状のフィルター通ってきた光をCOMS/CCDの感光素子で捉えているわけで、1000万素子とか言ってもRGBそれぞれに分けると1/3程度、(正確に言うとベイヤー構造なので、R:1,G:2,B:1) で、各色250万画素程度の解像度となる。

これが多いか少ないかは議論の余地があるところだが、実感でいうと600万画素程度あればフィルムと遜色ない感じだ。

一口にフィルムと言っても、微粒子のものから高感度で粒子の荒い物まで種々雑多で比較の対象に困るが、普段使っていた、ISO 100から400の間のカラーネガと比較すると600万画素程度でフィルムと同じかなという感じる。

RAWデータをいじるとあまりに大きく変わるので、「本来の絵はなんなのか?」という気にはなるが、撮影時の意識に映像を近づけることができるのは素晴らしい。

RAW現像というと聞こえは良いが、レタッチと基本は同じなので加減が難しい。
レンズの収差補正もソフトウェア的に行うと言われると、「余計本当の絵はなに?」と言う気になる。

まあ、びっくりするぐらい LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH はよく写る。ボケも綺麗だ。

デジタルの気軽さ

devotion

所有の Summar f=5cm 1:2 はあまりコンディションが良くなく、レンズにはクリアさが欠け、絞りもヘリコイドもスムーズに動かない代物だがデジタルで気軽に使えるとなるとなんとなく使ってみたくなる。

撮ってみても結局RAWをいじくり回して、なんだかわからないようになってしまっているのが残念でもあり、楽しくもありと言う感じだ。

SILKYPIXがいまいちだと思い、Mac App Store で安くなったのを機会に Aperture を試してみたが、これもピンと来ない。DPPは意外とよくできいるんだと改めて関心した。

なんだかんだ言って、まだ、Canon EOS デジタルの総合力は一歩先んじているのかもしれない。
とは言っても、Nikon は試したことがない。そのうち試してみたいと思う。

2011/01/16

Canon FL 55mm F1.2のレンズ構成

face
レンズ構成の資料を探したところ、Photography in Malaysia にあった。このサイトは、戦後日本のカメラ情報が豊富でよくまとまっている。
レンズ構成は、現在の変形ガウスタイプと異なって2枚目と3枚目の張り合わせになっていて、ダブルガウスの後ろに一枚凸レンズを追加した構成となっている。



同時代の、FL 50mm F 1.4 II では、2枚目と3枚目は離れていて別群になっているところを見ると、1.2にしたことで深刻化した表面反射の問題をモノコートの制約の中で解決しようとしている様子が伺える。

このレンズは、はまると実に良く写る。反射の問題は斜めからの入射光を抑えることで軽減できるはずのでの、フード付けてまた試してみようと思う。

写真は、東京国立博物館にあった青銅器の饕餮文。饕餮は中国神話の怪物で、殷代から周代にかけて青銅器や玉器の修飾によく見られる文様である。

Photography in Malaysia: FL 55mm F 1.2
Wikipedia 饕餮
東京国立博物館 饕餮紋ホウ, 商代後期, TJ4785, 坂本キク氏寄贈

2011/01/15

東京国立博物館

I worship it
box
scar-faced

東京国立博物館はカメラを持って出かけるには良い所だった、都内の撮影スポットとしては有数の良い場合ではないだろうか。国内の博物館、美術館は撮影禁止のところが多いイメージだったのと、暗いと三脚無しでは厳しいということもあって、今まで撮影場所として意識していなかった。

東京国立博物館は原則撮影許可で、撮影禁止の展示物はその旨掲示するという方針だそうだ。展示物のほとんどは、東京国立博物館が所有権を保持しており、著作権も切れているので、そのようなことができるのでないかと思う。

三脚が使えないのは厳しいが最近のデジカメは暗いところに強いので結構楽しめる。残念ながら、GF1は高感度特性が悪くISO 400が限界だ、モノクロにしてしまうとISO 800でも十分見栄えのする絵を出してくれる。

レンズもハイスピードということで、Canon FL 55mm F1.2を使った、このレンズは、モノクロで使うと開放でも十分使えるが、カラーではボケの汚さが気になるときがある。

Canon FL 55mm F1.2 は、カラー時代に入ってからのレンズのはずなので、カラーが苦手というのはどうなのかと思うが、レンズの明るさ重視の設計なのだろう。

キャノン カメラ ミュージアムには「5群7枚構成、うち4枚の新種ガラスの適切な光学系配置により高次の球面収差、像面湾曲を十分に除去し、大口径レンズに起こりがちな内面反射の吸収も完璧に近づけている」と書いてある。当時はまだマルチコート前なので、レンズの構成枚数を多くするわけにもいかず、大変だとだったのではないかと思われる。

博物館内で博物館の宣伝ようのポスターにオリンパス35DCを発見。SPだと大きくECだとF2.8で少しレンズが暗い。DCだと、小さくても40mm F1.7のレンズである、なかなか渋い選択だ。

キャノン カメラ ミュージアム:FL55mm F1.2

2011/01/10

LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH

rice cracker
safe

LUMIX G 20mm/F1.7 ASPHは、キットレンズにも関わらず非常によく映る、最短距離が0.2mなのも使いやすい。最新の光学技術とデジタル技術の融合がここにある、素晴らしい。

収差が無いのはそれはそれで素晴らしいが、写真として鑑賞したときに撮りたいものが表現できるかどうかは別の問題だ。収差によって実際には存在しないものが映ってしまうのとうのは気になるが、頭の中で結像したイメージをどのようにカメラで写し撮るかという観点で言うと、収差も表現方法としてあっても良い。ただ、色収差はなんともし難く邪魔なだけのように思う、口径食も使えない。
そういう観点からいうと、Summar f=5cm 1:2 の感じは、いい味と言えるのかもしれない。

良いレンズかどうかの評価は「自分の表現に使えるか」という観点で考えるのが良いように思う。