2011/01/10

LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH

rice cracker
safe

LUMIX G 20mm/F1.7 ASPHは、キットレンズにも関わらず非常によく映る、最短距離が0.2mなのも使いやすい。最新の光学技術とデジタル技術の融合がここにある、素晴らしい。

収差が無いのはそれはそれで素晴らしいが、写真として鑑賞したときに撮りたいものが表現できるかどうかは別の問題だ。収差によって実際には存在しないものが映ってしまうのとうのは気になるが、頭の中で結像したイメージをどのようにカメラで写し撮るかという観点で言うと、収差も表現方法としてあっても良い。ただ、色収差はなんともし難く邪魔なだけのように思う、口径食も使えない。
そういう観点からいうと、Summar f=5cm 1:2 の感じは、いい味と言えるのかもしれない。

良いレンズかどうかの評価は「自分の表現に使えるか」という観点で考えるのが良いように思う。

コモディティ化が引き起こす変化

Keihoku Hakari

朝日新聞 Globe No.55 「写真は死んでいくのか」が面白かった。インターネット版にリンクをしておくが読むなら紙の方をお勧めする。どうも、同じものでは無いようだ。

写真の世界では、ここ数年の間で高価な機材、特殊な訓練などでプロフェッショナルな世界で閉じていたものが、急速に低価格化、自動化が進み、コモディティ化されたためにプロとアマの境界が曖昧になり職業としての写真家が苦しい状況になっているというのに対して、写真自体は力を増しているという話だ。

このような変化は、日々他の分野においてもありコモディティ化によるブランドの消失、画一化で産業構造が変化している。

写真に置いては、その変化が急激で産業構造の変化にプロ側が追従しきれないという問題が起きているように思う。職業写真家でも高価な機材、特殊な訓練で保護されていない領域で勝負をしていれば生き残れるが、コモディティ化された領域だけで勝負をしていた場合は厳しい現実が待っている。
情報技術の発展によって、従来では考えられなかった速度で、予想外の場所で変化が起こることが多くなるだろう。

この記事で、取材の対象になっている写真家はいずれもコモディティ化された領域外を持っている方のようなのだが、それだけでなく、コモディティ化された領域で仕事をしていた人達に切り込んだ記事もあると面白かったと思う。

そのあたりは、どちらかというと個人事業主、解雇規制、雇用流動性などの雇用の問題なので少し毛色が違うが、流動性を担保するのは今後の日本経済を考えると重要な問題だ。

2011/01/08

色収差

brown

daffodil

LUMUX DMC-GF1, Canon New FD 300mm F4(1979年発売)と一脚をもって写真を撮りに出かけた。さすがに、この長さになると手持ちは厳しい。

GF1ではピントが拡大で確認できるのは良いが手持ちで液晶覗き込みでは像が定まりずらい。開放で取りたいのでシャッタ速度は稼げるがピントが薄いのも厳しく、素直に一脚などを使った方が精神衛生上良い。この組み合わせだとフロントヘビーになり過ぎるのもピント合わせが難しくなる原因のようだ。

これらの問題は、一脚を使うとほとんど解消する。

撮ったものを等倍でよく見てみると赤と青の色収差が結構でているのに気がついた。フィルム時代は、よほど色収差がひどい場合でないと気付かなかっただろうがデジタルでは容易に拡大できるので容易に確認できる。上の写真だと、茎のあたりなどに赤と青の部分が出ている。開放(F4)で撮っているので、絞り込むことで軽減される軸上色収差も出ているはずなのでレンズにとって悪い条件ではある。

まあ、今回使ったレンズ(L無し版)は、発売当時としても普及品扱いだったので、こんなものかもしれないという気もするが、こうなると、Canon New FD 300mm F4Lとも比較して見たいが残念ながら手元にない。(結構いい値段するので、試しに買うのも躊躇する)
最近は普及品でも、低分散、異常分散ガラス、非球面などを使うのが当たり前のようで、もっと上手く収差を抑えこんでいるようだ、さすがに30年経つと進歩するものだと感じる。

とは言っても、等倍ぐらいにしないと気がつかないので実用上は問題無いように思う。試しに、SILKPIXでRAW現像するときに補正を試みたが上手くいかなかった。これについては、もうしこし調べてみて再度やってみようと思う。

どっちかというと、35mm換算600mmは長すぎて手に余るのが問題、あまり出番は無いのかなと思う。

Nikon D3/D300は、ボディ内で倍率色収差軽減をしているらしい。こういう所がニコンらしいというか手を抜かない姿勢を感じて好ましい。

色収差について
第15回 :「レンズの大敵を知る」 ~収差 1~ デジカメの「しくみ」

Canon NFD 300mm F4

rise of the sun
smoke from the chimney.

Canon NFD 300mm F4で、日の出を撮った。135換算で600mm、太陽が結構大きく写る。色は、RAW現像時にいじっているので、だいぶ違うものになってしまっている。このレンズは、古いにも関わらずピントリングのトルク感が非常に良い。
赤帯付きでは無いので高価な硝材は使われていないはずだが、結構それらしく写る。

2011/01/05

Canon Macro New FD 50mm F3.5

Canon New FD Macro 50mm F3.5
新年早々体調が悪く家に隠っている。手近なものでGF1 + Canon Macro New FD 50mm F3.5 の実力を試してみた。
解像度感が、MICRO NIKKORに負けている気がする。あまり、Macro っぽくないというか、撮ったものが悪かったのか。昔評判だった、FDレンズの発色に関してはデジタルだといろいろいじれてしまうので良くわからない。
この写真を撮る前に、GF1のレンズ交換をしていて撮像素子(LiveMOS)が丸見えでふと不思議に思った。機械式のシャッターが付いているはずだけど見当たらない。どうも、普段は開いているらしい。

常時、ライブビューが動いているので当たり前なのかもしれないが、フィルム時代からデジタル一眼レフまでを考えると感光面が見えているのは新鮮だ。
レンズを付けていない状態を何度かシャッターを切ってみた、シャッターが一度閉じてまた開くのが見える。しっかりと確認できないが縦走フォーカルプレーンシャッターのようだ。
ミラーが無いのに、シャッター音が意外なほど大きいのは閉じる開くの2回があるからだろうか。
良く考えてみると、この仕組だとシャッターが閉じている間はライブビューもブラックアウトするハズで、ストロボを焚いたときに見えないはず。これが一眼レフの弱点の一つだった。でも結局、撮影結果が直ぐ見えるので解決なのかもしれない。

GF1に限らず、デジタルでは、モデリングライトとか、ポラ撮りは不要になったようだ。

2011/01/03

Summar F=5cm 1:2 No 420938

dipper

だいぶ長い間死蔵されていた、Summar F=5cm 1:2 No 420938 を出してきて使ってみた。この製造番号は、ライカ マニュアル 浦郷 喜久男著 によると、1938製造となっている。70年以上前のレンズで、残念ながらコンディションもあまり良くない。
さすがにカラーだとフレアというか全体的に霞がかかったような状態で厳しいものがあるが、モノクロにすると結構それなりに見れるものになる。
レンズ自体だいぶ古いし修理分解などの履歴もはっきりしないので、これをもって性能を云々することができないが、使いようかという気もする。

2010/12/30

Canon NewFD Macro 50mm F3.5

by Canon FD 50mm Macro
Canon FL 100mm F3.5

GF1に、Canon MACRO NFD 50mm を付けてみた。マクロのピントを合わせるにはライブビューは実に具合が良い。三脚を使ってじっくり撮るにはピッタシだ。
2枚目の写真では、被写界深度が手前に浅く、後方に深いのがよく分かる。デジタルだと結果が直ぐに見えるので、教科書に書いていることが実地で確認できるのが面白い。
「被写界深度が手前に浅く、後方に深い」などというのは、どこで覚えたのか忘れてしまったが、実際写真で見ると思い出す。

Photography in Malaysia Canon NewFD Macro 50mm F3.5

2010/12/26

Canon FL 100mm F3.5

shimenawa

Ochiai Kawa

GF1に、Canon FL 100mm F3.5 という組み合わせで使ってみた。開放で使っても問題はなく十分実用的だが、どうも100mm(135換算で200mm)は中途半端で、慣れていないせいかなかなか厳しい、被写体の周りをうろうろとしてしまった。
ファインダーが無く、液晶だけなのもなかなか使い辛い。ピント位置を拡大できるのは便利なのだが、画面が安定しなくぷるぷるしているのがよくわかる、オートブラケットで撮ったコマをみると静止物でもフレーミングがうごいてしまっている。
やっぱり、脇を閉めてファイダーと両手の3点で保持するほうが良いようだ。この構造でも手ブレ補正があれば、従来どおりの撮影ができるかもしれないという気もする。

それにしても、GF1は遊べるカメラだ、素晴らしい。

Canon FL 55mm F1.2

paper lantern

GF1に、Canon FL 55mm F1.2
を付けて使ってみた。レンズだけで480gほどある。GF1本体が285g、20mmレンズ、バッテリー等込みで442gとなっているので、レンズだけでかなり重い。「像面湾曲や開放時のフレア除去に設計上の困難が伴った」とあるので、当時(1968年)としてF1.2はかなり頑張ったのだろう。
当時Canonは、ペリクルミラーを載せたCanon Pellixを一眼レフラインで展開しており、他社のF1.4クラスの標準レンズを搭載した機種に対応するためには無理しても必要なレンズだったと思われる。

今回開放で撮ってみたがけっこうちゃんと映る。4/3だからかもしれないが、周辺部の崩れも気になるほどではないし、ボケもうるさいと感じるほど悪くはない。

気に入ったので、いろいろ使ってみようと思う。

Canon Camera Museum Canon ペレックス
Wikipedia Canon Pellix

2010/12/25

Canon AE1-P

Canon AE1-P

Micro 4/3用のCanon FDアダプターというものを購入した。eBay経由で送料いれて2500円程度、一週間程度で届いた。4,5本はFL/FDレンズがあるので、GF1で使えると楽しめそうだ。
とりあえず、New Macro FD 50mm F3.5を使ってみたのだが、室内で手持ちだとちょっと厳しいらしく、手ぶれ写真しか撮れなかった。気分を変えて、FL55mm F1.2の開放でAE1-Pを撮ってみた。等倍で見ると色にじみがあるが普通にみる分には結構いける。1968年7月発売の古い標準レンズなので、強い光のある外で使うといろいろありそうだ。いろいろ、楽しみなのだが当分休みに自由な時間が取れそうもない。
FL100mm F3.5 などもフィルムではお気に入りのレンズだった、はやく使ってみたい。