Saturday, January 22, 2011

収差フィルター

Zero
Canon 50mm F1.4 S-Mount

ladle
Canon FL 55mm F1.2

ここのところ古いレンズをGF1に付けていている。レンズは「硝材、コーティング」の2つによって大きく進歩したようだ。

光学性能の面から言うとレンズの進歩=収差の削減だと考えられる。そう考えると、硝材の進歩で色収差が、コーティングの向上で単色収差(サイデルの5収差)が解決できるようになった結果、レンズは大きく進歩したと言えるだろう。
技術の大きな進歩はいくつかのブレイクスルーと複合的な要因が合わさって起きる、コンピューター、非球面、鏡筒制作などの複数の要因もあるので、ちょっと単純化しすぎかもしれないという気もするが、「硝材、コーティング」が最も重要な進歩要因だったのではないかと思う。

今では、非球面レンズによって少ないレンズ構成で収差を無くすことができるようになっているので、ますますレンズが良くなっていく。これにデジタル補正を入れると、さらに飛躍的に進歩することは間違いない。

おそらく、今後は収差の無いレンズが優秀というより、デジタル的に処理しやすい収差があるレンズが優秀という定義になっていくのだろう。今のところデジタル補正の問題は、データを補完して生成しているので不自然になるのではないかということだと思うが、十分にデータ量が多ければ補完は問題にならないだろう。

写真は趣味的な側面も多いと思うのでサードパーティ製のレンズに付いても、デジタル補正が使える用にするとか、「デジタル補正=収差を取る」と考えるだけではなく、「ベス単フード外し風の収差フィルター」をデジタル補正で実現するなど、利用者によって遊べるところを増やすといいのではないかと思う。

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