Monday, November 13, 2006

銀塩カメラを使う理由 (2)


soba, originally uploaded by takekazu.

縄手通りにあるとても風情のある外観のそば屋です。学生の時は、あまり評判が良くなったので行きませんでした。
先日初めて行ってみたら水準以上の出来で満足でした。店内の作りは、テーブル、椅子など安っぽい感じですが、気取ったそば屋は嫌いなので、それもありです。

銀塩カメラを使う理由 は、自分にも良くわからないので、少しずつ整理しながら理由を探してみます。


写真機は、ここ40年ほどで、いくつか節目がありました。

1.TTL露出計
2.自動露出(AE)
3.自動焦点(AF)
4.デジタル化

それぞれ節目を越える毎に便利なっているのだと思いますが、便利さの反面捨てて来たものがあります。

1.TTL露出計
これ以前の露出計は電池が不要なものが主流でした。TTL露出計になって狭い受光面積で測定出来るようになることが必要になったため電池が必要となりました。
電池を入れるようになったので、同時に電池の液漏れで内部が腐食されてしまう危険性を抱えることになってしまいました。
カメラ内に電気回路が持ち込まれるようになりました。これに伴って、50年以上は持ったカメラの寿命が20から30年程度に半減してしまいました。

TTL露出計は便利だけど諸刃の剣でした。
TTL露出では、レンズを通った光を計るのですが、それがファインダーの見えに影響を与えます。各社工夫を凝らしたようですが、ファインダースクリーンへの光を横取りして計る方式だと、その分ファインダーが暗くなり、ファインダースクリーンの明るさを計る方式だと、スクリーンを交換すると露出がずれるなど一長一短でした。

このころは、ファインダーの見えは非常に重要とされており。1960年のペンタックスの世界初のTTL測光内蔵式露出計の発表から、オリンパス1975年のTTLダイレクト測光発売で決着が付くまで、15年にわたり開発競争が続きました。

この間は、ファインダーの見え易さを保ったまま、一眼レフの拡張性を維持するかが一つの課題だったようです。

TTL露出計で露出が合うようになってもピントが合わせずらいとダメですから。2つの矛盾した要因を抱えてしまったわけです。

こうして、TTL露出計によって、カメラは内憂を一つ抱えてしまったのでした。

つづく・・・

Nikomat FTN, Nikkor-S.C Auto 50mm F1.4
Kodak ULTRA COLOR 400UC

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