Jan 15, 2011

東京国立博物館

I worship it
box
scar-faced

東京国立博物館はカメラを持って出かけるには良い所だった、都内の撮影スポットとしては有数の良い場合ではないだろうか。国内の博物館、美術館は撮影禁止のところが多いイメージだったのと、暗いと三脚無しでは厳しいということもあって、今まで撮影場所として意識していなかった。

東京国立博物館は原則撮影許可で、撮影禁止の展示物はその旨掲示するという方針だそうだ。展示物のほとんどは、東京国立博物館が所有権を保持しており、著作権も切れているので、そのようなことができるのでないかと思う。

三脚が使えないのは厳しいが最近のデジカメは暗いところに強いので結構楽しめる。残念ながら、GF1は高感度特性が悪くISO 400が限界だ、モノクロにしてしまうとISO 800でも十分見栄えのする絵を出してくれる。

レンズもハイスピードということで、Canon FL 55mm F1.2を使った、このレンズは、モノクロで使うと開放でも十分使えるが、カラーではボケの汚さが気になるときがある。

Canon FL 55mm F1.2 は、カラー時代に入ってからのレンズのはずなので、カラーが苦手というのはどうなのかと思うが、レンズの明るさ重視の設計なのだろう。

キャノン カメラ ミュージアムには「5群7枚構成、うち4枚の新種ガラスの適切な光学系配置により高次の球面収差、像面湾曲を十分に除去し、大口径レンズに起こりがちな内面反射の吸収も完璧に近づけている」と書いてある。当時はまだマルチコート前なので、レンズの構成枚数を多くするわけにもいかず、大変だとだったのではないかと思われる。

博物館内で博物館の宣伝ようのポスターにオリンパス35DCを発見。SPだと大きくECだとF2.8で少しレンズが暗い。DCだと、小さくても40mm F1.7のレンズである、なかなか渋い選択だ。

キャノン カメラ ミュージアム:FL55mm F1.2

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