Nov 5, 2005

NIKKOR-SC Auto 1:1.4 f=50mm


long shot, originally uploaded by takekazu.

少々古いレンズで、開放を使ってみるのにこだわってみました。
近距離のポートレートでは柔らかい感じでいいですが、ピントが・・・
今更ながらですが、露出、ピント、構図、シャッターチャンスを同時には厳しい。
こう考えるとAEとAFが欲しくなります。ということは、今のカメラは、正しい進化の結果ですね。問題は、「面白くなくなった」ことだけでしょうか。
filmだと、現像に出すのも面倒、現像しないと結果が見れないので、「今のは、こうゆう風に撮ったので、こんどは・・・」とか、撮りながら現像後の絵を想像していろいろやってみるしかありません。これだと行為と結果の間が直結していないので、技術として身につけるのが難しくなってしまいます。
その点、デジカメだと撮った後すぐ見て確認ができるのでフィードバックが良く利き修正が細かくできます。
この写真、開放(F1.4)でなおかつ強い光が画面に入っているせいか全体的に「もやっ」としています。
「ソフトな感じでいい」という意見もあるようです。しかも、周辺の光量が落ちています。これが味なのか・・・と思いますが、どうなんですかね。
曇りの日でも、ISO-100程度のフィルムでないと開放は厳しいようです。今回は、CENTURIA SUPER 200を使ったので1/1000までしかないNikomat FTNでは厳しく、意に反して1、2段絞り込んで使った場面もありました。次回は低感度フィルムで。
NIKKOR-SC Auto 1:1.4 f=50mm

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